Q&A

Q1.呼吸器は、どのような役割をしているのでしょうか。

呼吸器には、気管支にある線毛が体内へ侵入する異物を除去し、からだを守る作用や、酸素と二酸化炭素を交換する呼吸機能などがあげられます。肺は多くの重要な器官が集まっている人体の要所で、肺の異変は、健康にまで甚大な影響を及ぼす可能性があります。

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Q2.喫煙は呼吸器にどのような影響があるのでしょうか。

タバコの煙は、気管支や肺胞に慢性的な炎症を引き起こし、咳や痰の症状が出ます。タバコを吸い続けると、肺の機能は著しく低下し、最終的には肺胞が破壊されます。また、呼吸機能も低下し、呼吸不全の原因にもなります。

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Q3.COPDとはどのような病気なのでしょうか。

COPDは、タバコの煙などの有害物質を吸い続けることで、気管支や肺胞の炎症が生じ、肺の機能が低下する深刻な病気です。病状が進行すると酸素ボンベなしでは生活ができなくなってしまいます。

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Q4.COPDに自覚症状はあるのでしょうか。

COPDは自覚症状がないまま進行する場合が多い病気です。日本では500万人以上がCOPD患者と推定されていますが、診断を受けている患者は20万人ほどで、今後、COPDの自覚者が増えると言われており大きな社会問題として扱われています。

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Q5.男性・女性でCOPDになりやすい等の違いはあるのでしょうか。

COPDの原因のひとつとされるタバコの煙について、男女でのからだの反応の違いはないと言われています。ただ、女性に比べて男性の方が喫煙率は高いため、COPD患者は男性の方が多くなっています。昨今では女性喫煙者も増えており、男女ともにCOPDへの注意は必要です。

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Q6.清肺湯はどのような薬なのでしょうか。

清肺湯は16種類の生薬を組み合わせた漢方薬で、肺をきれいにしながら、しつこい咳・痰、気管支炎の改善を促すと言われています。

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Q7.清肺湯はどのような作用があるとされてるのでしょうか。

清肺湯は「去痰作用」と「抗炎症作用」の2つの作用を持つことが、近年の研究でわかってきました。これらのダブル作用によって、痰を切れやすくして取り除き、咳を鎮める効果が期待できるとされています。

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Q8.清肺湯について、どのような研究がされているのでしょうか。

昔から漢方薬として用いられてきた清肺湯について、東京理科大学 薬学部 応用薬理学 礒濱洋一郎教授主導で薬理メカニズムを解明すべく、哺乳類動物(モルモット)をテーマにした検証が報告されており、現在も研究が進められています。

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